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防衛医大が発表!ビタミンが放射線に有効?実際に、使えるようになるのはいつ? [医療]

福島の原発事故の傷もまだまだ癒えていない今日、嬉しい知らせがありました。


放射線に対する治療法に進展があったそうです。



防衛医大のチームが発表した事によりますと、




放射線で被ばくしたマウスに【ビタミンC】を大量に投与したところ、急性放射線障害での死ぬ割合が減少したと発表がありました。



実験方法は、マウス30匹に致死線量に近い放射線をあてて、直後に半数の15匹の腹部に60mgのビタミンCを注射するというものです。



結果、ビタミンCを与えた15匹中14匹が生き延びました。
与えなかった残りの15匹は、その内の8匹が骨髄の働きに障害が出たようです。



防衛医大のチームは、この結果からビタミンCの働きで有害な活性酸素の働きが抑えられたとみていて、新たな被ばく治療の開発に役立てるつもりのようです。



ちなみにビタミンCを使用した量は、60mgですが、人間の場合60kgで180g相当の量になります。




これで治療法が確立されたら今実際に、被ばくで苦しんでいる方がどんなに喜ばれるか…
一刻も早く確立して欲しいです。



でもマウス実験からどの位の期間が必要なんでしょうか?






これも調べてみましたが、具体的な期間は治療法それぞれに違うし、必ずしも人でいけるかはわからないそうです。


例えでいうと、ポリオワクチン。



これが1991~1999年頃に確立とありました。



これでも約8年かかってますね。



それでもマウス実験を通して確立した治療法はたくさんありますので期待はしていいかと、



治療法確立までは、マウス実験から次にサル→人へと実験されていきます。



次はサルにどんどん移行していくのでしょうが、これがどれほどかかるか…



ちなみに人とサルとマウスで遺伝子配列を比べると、人に対してサル(チンパンジー)は95%ぐらい、マウスが85%ぐらいだそうです。



このマウスと人の差が大きいのか小さいのか微妙な割合ですが…



でも、悲しみの連鎖を切るためにも防衛医大のチームには、今後も頑張ってもらって一刻も早く被ばくされた方々から笑顔を取り戻して欲しいですね。
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